そして、それは突然に
やはり、1日に6人もの手術はムリだったのだ。
前日に控えた扇風機展。
数を揃えようと必死だったDr. SENPU MARE主。
既に時計の針は当日を迎えていた。
脳血管手術は成功かと思われたが
強行なスケジュールは
主の体力や集中力を奪っていたみたいだ…
そして、それは突然に
バチッ!
ポンッ!
カタカタ カ タ カ タ カ
試運転の為、Mitsubishi さんを動かしている時だった。
閃光が走った次の瞬間、6人目の彼、息絶えた…
カ タ カ タ タ
ここにきての落胆と喪失感。
やはり、脳血管手術は難しい。
死因を追求し彼の死を無駄にしてはいけない。
中国脱線事故の様に、穴を掘って埋めてはいけない。
彼の身体は、ドナーとして役立てなければならないのだ。
在りし日のMitsubishi さん黙祷。
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