休日出勤の目線

体育館への入り口は一つしか無く

クラスで一番背が高かった僕は

どうしても一番目に体育館に入る事になる。

お尻から駐車する車の如く、

背の高い順番で体育館へ入るのだ。


下級生や来賓、

父母がいる中卒業生のトップとして体育館へ入場する。


思春期の僕はあれがとてもイヤだった。

あの何とも言えぬ視線やら、空気感が。


別に、僕が異常なナルシスト

この体育館、全員が俺だけを見てるぜい!

なんて思っていなかったけど…


とても、居心地が悪かったのだ。

それを、いまだに感じる時がある。

選挙の度に…

近くの保育園が選挙会場になっている。

園児が遊ぶ広間が投票所。


ここでも、入り口は一つ。

卒業式の様に音楽や手拍子はあるはずも無く、

シーンとしていて無表情の監査のヒトビトがこちらを凝視している。 


ジーッと。


投票者よりも多い監査のヒトビト。

何で、こんなに監査のヒトビトがいるのだ?

休日出勤と思われる監査のヒトビトの視線。

僕にとっては特に緊張を強いられる状況なのだ。 


ジーッ。


別に、僕は世界一のナルシストではないけれどすごく、

居心地が悪い。

氣も悪い。


…ところで必要なのか?

あの人数の監査のヒトビトは?


さておき、ところで必要なのか?

この扇風機の数々は?

多数の扇風機で、悪い氣を吹き飛ばしている事にしよう。


初稿20110603

MAREBITO

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