扇風機を治す話【後編】
あぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーー。
声が変わるのがとても不思議だった。
子供の頃の記憶、ありませんか?
扇風機に向かって声を出した記憶…
バルタン星人のマネもした記憶…
僕は指で羽を止めて叱られた記憶、あります。
夏の風物詩。
扇風機。
ついに完成!
薄汚れた青臭い娘と、
邪魔者扱いだったキャスター君。
力を合わせた二人。全くの別人に生まれ変わった。
身長も伸びている。モデル並みだ。
塗装も施したので、美白のお肌にもなったのだ。綺麗でしょ。
引っ込み思案だった彼女、彼。
なんだか、誇らしげにも見えたりもする。
訳の分からんことを言っている、おれ。
扇風機が好きだから、それもしょうがない。
純粋なココロを忘れてしまっている皆々様。
子供の頃に戻って、MAREBITOで声を出そう!あぁぁぁぁぁーーーーー。って。
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▲ これから夏、徒歩5階には厳しい季節がやってくる!
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