昼のホタル
少なくはなったけど、メイワクな「暴走族」。
そして、「ホタル族」も。
団地住まいのおとうさんや新築マンションを購入した若い夫婦。
それらの「ホタル族」がメイワクではない。
これは、僕の周りにいる「ホタル族」の話。
朝、自宅を出ると目線の先に入る隣のマンションのベランダで
煙草を吸っているホタル族(朝だけど)
寝ぼけた表情、寝癖の髪。何も考えずにこちらを見ている。
何も考えずに煙草をふかしている。
たぶん、彼の頭の中には思考などいっさいなし。ボンヤリこちらを見てる。
僕が肉食の哺乳類ならタイヘンだぞ!目が合ってんだからな。コラ!おら。
僕がヤンキーだったらタダジャおかないぞ!おら!コラ。
お昼、MAREBITOのトイレ。用をたしていて、ふと窓の外を見る。
またも目線の先に入り込む、間抜けズラのワイシャツ男。
隣のビルのベランダでタバコを吸っている。
ここにもいたか!ホタル族(昼だけど)
そしてまたしても、彼の頭の中には思考などいっさいなし。
アホズラでボンヤリこちらを見てる。
こちらはトイレだぞコラ!覗きだぞ。おら。
もう煙草はどうでもイイ。
その、気の抜けたアホズラはなんなんだ。
ぼおっとしてんじゃない!しゃんと、せい。しゃんと。
野生だと生き残れないぞ。コラ!すぐにやられるぞ。おら。
すぐ 後ろにライオンがきてるっちゅうに。
▲野生で生きろ!身を守れ!双眼鏡も売ってますMAREBITO
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