実家スイッチ
故郷の北海道から古いステレオが届いた。
オークションでやっと手に入れたもの。
プレーヤーは壊れていたが、ストックしてあった部品で調整、
直った!これで、JAZZのレコードが聴ける。
本体は子象のように大きいので必要な機械部品のみ取り外して、
別の小振りなキャビネットに入れ込む作戦。裏面のカバーを外すと
何十年分の埃と「微かな」匂いが留まっていた。
今までにも昔のテレビや棚を解体しているが大体はカビや湿気の「すえた」匂いだ。
さすがに梅雨のない北海道、「干し草」の匂いがする。そう、「畳」の匂い!
「西日のあたる畳」の匂い。
「実家の床の間」の匂い。
「仏壇のある部屋」の匂い。
ジメジメとした梅雨明けの東京。
こんなところに故郷を思い起こさせるスイッチがあったのには驚いた。
さて、帰省の予定はどうしようか。
( 偶然にも、解体したステレオが仏壇に見えて びっくり! )
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